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2月8日、「知事と語ろう!高校生フォーラム」に出席し、高校生と意見交換

 島根県芸術文化センターグラントワで、「知事と語ろう!高校生フォーラム」が行われました。

 

写真:益田翔陽高校弦楽同好会による演奏

 このフォーラムは、複数校の高校生が、日頃考えたり感じたりしていることを広く発表し討論することを通じて、他校の様々な活動に学んだり、思いや願いを共有したりすることで、高校生一人ひとりのさらなる成長を図ることを目的に、青少年育成島根県民会議(外部サイト)等が主催したものです。4回目の開催となる今年は、県内の高校生や関係者など約1,000人の方が集まりました。

冒頭のアトラクションでは、益田翔陽高校邦楽部と弦楽同好会による演奏が披露されました。いずれの演奏も美しい音色が奏でられ、会場の皆さんを魅了しました。

 

(写真:益田翔陽高校弦楽同好会による演奏)

 

 

高校生による取り組み発表の様子

 

 次に、7つの学校から、学校や地域の活性化への取り組みや提言、将来の夢などについての発表がありました。

 小さな町の小さな学校であるからこそできる活動で町を元気にできないか、との思いで竹を有効利用するプロジェクトを立ち上げ、地域と交流しながら取り組んだ活動の紹介や、島根県西部は高齢化に加え道路の狭さや公共交通機関の便が悪いなどの問題を抱えているため、高齢者に配慮した交通環境の整備が必要であるとの提案、あるいは、県外の農業法人で働きながら学び、地元の農業を守り続けるという将来の夢に向かって頑張りたいという強い思いの表明など、さまざまな内容の発表がありました。

 

(写真:高校生による取り組み発表の様子)

 

 

パネルディスカッションの様子

 

 続いて、「県西部、益田地域の活性化」というテーマで、知事と7名の高校生パネリストによるパネルディスカッションが行われ、コーディネーターも高校生が務めました。

 益田競馬場跡地の活用についての議論では、パネリストから「益田にない全国チェーン店が集まった商店街の整備や、スケート場や映画館などが入った複合型の屋内遊技場の整備などにより、若者だけではなく幅広い年代の人が楽しめるスポットをつくってはどうか。」「都市部からの時間距離が意外と短いことや、石見空港のすぐそばにあることなどのアクセスの良さをアピールすることも重要」などの意見が出ました。

 また、地域資源のブランド化についての議論では、「ホタル」「ワサビ」「アユ」「町並み」などの具体的なものを挙げながら、これらのブランド化のポイントや活用法について、意見が述べられました。

 

(写真:パネルディスカッションの様子)

 

 

皆さんとの写真

 

 知事は、「発表とディスカッションを通じて、自分のことだけでなく、学校のこと、地域のことや島根県全体の課題について、非常に関心が高いことに感心をしています。」と述べるとともに、「地域や島根県が直面する問題について、関心を持つことと同時にその解決方法を考えることが大切です。そのことを通じて、自分はこれから何をしたらいいのか、あるいは何ができるのかということについても考えるようになり、次第に視野も広がり、皆さんの成長に大きく役立つと思います。世の中で起こっていることについて、どうしたら解決できるのかを考えていくことは、他の面でも良い影響を及ぼします。『考えること』を、是非、今後も続けていって欲しいと思います。」と話し、彼らの成長に期待を寄せました。

 

(写真:皆さんと)


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