2月1日、第3回竹島・北方領土問題を考える作文コンクール受賞者と懇談
島根県では、県内の中学生が、竹島や北方四島の歴史と現実に関心を持ち、竹島・北方領土問題を正しく理解し、関心を高めることを目的として、平成22年度から作文コンクールを実施しています。
今年度は県内15の中学校から832点の作品が寄せられ、20名の作品と1校(学校賞)が入賞しました。
表彰式では、島根県知事賞を受賞した代杏莉さん(西郷南中学校、写真左)のほか、7名の方々に知事から表彰状が授与されました。
(写真:表彰の様子)
表彰式後の懇談では、受賞者の皆さんから、作品に込めたメッセージや、領土問題についての考えを聞きました。
代さんは、「日本と相手の国の双方に、互いには分からない気持ちや考えがあります。この先もっと勉強して、周囲に問題を伝えていきたいです。」と話してくれました。
ほかの皆さんからも、「領土問題は、人任せにせず、国や政治家だけでなく、みんなで考えなければいけない問題です。」「領土問題を抱えている同士、島根県と北海道で協力して、問題解決に動けたらいいと思います。」などの意見が聞かれました。
審査員を務めた島根県竹島・北方領土問題教育者会議の吉崎会長は、「審査員からも『読み応えのある作品が多く、入賞作を決めるのに困るほどでした』との声が上がりました。皆さんには、問題解決に向けての熱い思いを、これからも持ち続けてほしいと思います。」と評価しました。
(写真:懇談の様子)
知事は、「皆さんが領土問題への関心を高めていて、理解も進んでいると感じました。相手の国の考えも勉強し、日本全体で領土問題を考えることの積み重ねが、解決へ大きな力となります。」と述べました。
○後列(左から)
島根県竹島・北方領土問題教育者会議吉崎会長
島根中学校(学校賞受賞)岡田校長
竹島・北方領土返還要求運動島根県民会議原会長
溝口知事
今井県教育長
隠岐の島町山本教育長
矢野県義務教育課長
○前列(受賞者の皆さん、左から)
斐川西中学校田島慎也さん
平田中学校原田貴奈さん
横田中学校渡邊笑菜さん
西郷南中学校代杏莉さん
横田中学校渡邊若菜さん
五箇中学校藤野史弥さん
島根中学校小川綾音さん
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