ロンドン２０１２パラリンピック競技大会の車いすテニス競技（ダブルス）でベスト８に入賞された出雲市出身の三木拓也さんが、パラリンピックで活躍した選手を顕彰する厚生労働大臣表彰を受けられました。

　三木選手は、小学４年生でテニスを始め、中学高校もテニスをされていました。１８歳の時に病気をして、その闘病生活中に車いすテニスと出会われました。

　この日、知事が厚生労働大臣の表彰状を伝達した後、三木選手と懇談しました。

（写真：懇談の様子）

　三木選手は、「健常者のテニスはサイドステップを踏んで横に移動しますが、車いすテニスではターンしてから横に移動します。それが両者の一番の違いです。初めての観戦で、選手の動きの早さに驚き、その後何度も試合を見に来てくれる方もあります。これから４年間、４大大会とリオデジャネイロパラリンピックを目指します」と、車いすテニスの特徴や意気込みを語られました。

　知事は、「これからますます活躍されることを期待しています。大変だと思いますが頑張ってください」と述べました。

（写真右：三木拓也さん）