１０月１６日、浜田市弥栄町の地域おこしグループの皆さんと懇談

　「ＡＺＵＲＵ弥栄賑々会（あずるやさかにぎにぎかい）」は、浜田市弥栄町が今後賑やかな地域になることを目指して平成１６年に発足した地域おこしグループです。これまで、ふるさと祭りでの「俵投げ大会」や、弥栄一周缶拾い、独居高齢者宅の雪かきなどに取り組んでこられました。今年は、新たに、弥栄の風景や人の写真を集めてカレンダーを作成されました。

（写真：皆さんと）

会の皆さんは、「地域の人の笑顔を間近で見ることができるのが励みになっています」「高齢者が多くなって地域が寂しくなるところを、我々が頑張って地域を少しでも盛り上げたいです」と、活動を通して感じておられることを話されました。また、カレンダーづくりの中心的な役割を担った橋本さんからは、「都会に住む弥栄出身者の方などにこのカレンダーを買っていただき、弥栄を応援してほしいです。カレンダーに掲載した年間のいろいろな行事や風景の写真には、都会に出ている人に『○○の時期には○○があるから地元に帰ってきてほしい』というメッセージも込めています」とお聞きしました。

（写真：懇談の様子）

知事は、「このカレンダーは地元の方や出身者の方に喜ばれると思います。産業をどうやって興すか、若い人が収入を得る道をどのように確保するかが重要だと思います。弥栄では、有機農業に取り組んでいる方もあります。食に対する価値観が変わりつつあるので、農業の面から地域活性化を考えると、チャンスがあると思います。頑張ってください」と皆さんを激励しました。

（写真：皆さんと）