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10月4日、島根県立大学災害ボランティアに参加した学生の皆さんと懇談

懇談の様子

 東日本大震災の被災地の復興を支援するボランティア活動に参加した島根県立大学の学生の皆さんと懇談しました。

島根県立大学では、延べ49人の学生が、2月から9月にかけて、島根県社会福祉協議会が派遣した「島根県災害ボランティア隊」への参加を中心として、宮城県・岩手県で被災地支援活動を行いました。今回の活動では、がれきの撤去や炊き出し、学習支援、仮設住宅での交流促進などに参加されました。

 

(写真:懇談の様子)

 

 

懇談の様子活動に参加した皆さんからは、「震災から約1年半経過したが、思っていた以上に復興が進んでいなくてショックでした」「継続的な支援が必要です」「被災地の現状を周りに伝えていきたいです」など、ボランティア体験を通して感じたことをお聞きました。また、ゴミ袋など住民が日々使うものにハザードマップを印刷し、防災意識の向上に役立てる提案がありました。さらに、地域の方と学生が日ごろから土鍋を囲んで交流を図り、住民同士のネットワークを広げ、土鍋を災害時の炊き出しにも役立てるという岩手県立大学の取り組みを参考に、「今後、この活動を島根県立大学でも行いたい」という報告もありました。

 

(写真:懇談の様子)

 

 

皆さんと知事は、7人の労をねぎらった上で、「とても貴重な経験をされましたね。今後も皆さんの活動の輪を広げるように頑張ってください。県も皆さんのご提案を参考にしながら、ボランティアをすることができる人をどのようにして増やすのか、非常時の対応をどうするかなど検討していきます」と述べました。

 

(写真:皆さんと)


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