9月6日(木)、島根県老人クラブ連合会の皆さんと懇談しました。
島根県老人クラブ連合会は、今年、創立から50年の節目を迎えられました。これを記念して、県庁で知事を囲んだ座談会が開催されました。
同連合会は、「健康・友愛・奉仕」を基本として、地域福祉の向上に貢献しようと、各地区にある老人クラブの活動を支援しておられます。
座談会では、初めに、島根県老人クラブ連合会の方が、50年の歩みや活動の内容について話されました。同連合会では、高齢者世帯への声かけやサロン事業、健康ウォーキングや介護予防活動、世代間交流事業など、さまざまな事業をしてこられました。平成10年には全国初となる「若手委員会」を設置されるなど、先進的な取り組みもされています。
(写真:座談会の様子)
一方で、「役員を替わりたくても後継者がいないというクラブもあります。かといってすぐにクラブの合併ということにはなりません。団塊世代を老人クラブにいかに取り込むかが課題です」と、各地区の老人クラブの高齢化や役員の後継者確保の課題があることをお聞きしました。
知事は、「若い世代が都会へ出ていることも多いので、地域にいる人が助け合うことが大事です。老人クラブが早いうちから身近に感じられるよう、老人クラブに加入する年齢になる前の年代の人にも老人クラブに関わりを持ってもらえるような取り組みが、これからは必要かもしれませんね。県もできるだけの支援をしてまいります」と述べました。
(写真:座談会の様子)
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