島根県が策定した地域医療再生計画に基づく取り組みとして、ＮＰＯ法人しまね医療情報ネットワーク協会は、県内全域の医療機関を専用回線で相互に結び、患者の診療情報などを共有（※）するためのネットワーク「しまね医療情報ネットワーク」の構築を進めています。

　ネットワークの構築により、過去の診療経過や薬の処方歴、アレルギー等の情報の把握ができたり、専門医による画像診断が円滑に進められたりするなどの大きな効果が期待されています。

　協会では、このネットワークを親しみやすくするため愛称を公募していましたが、このほど、約７０件の応募の中から「まめネット」が選ばれました。

　この日、「まめネット」の愛称を考えられた浜田市立上府小学校３年の片岡実咲さんが、協会の秦正理事長とともに知事を訪問され、愛称を知事に報告されました。

（写真：知事に愛称を報告する片岡さん）

　懇談では、片岡さんから「みんなが元気（まめ）になって欲しいと思い、『まめネット』と名付けました。」との説明がありました。その後、秦理事長からネットワーク構築の目的やメリット、ネットワークの愛称募集の経緯などをお聞きしました。

　説明を受けた知事は、「『まめネット』という名は覚えやすいですね。良い名前をありがとうございました。」と、感謝の言葉を述べました。

　なお、「まめネット」は来年１月から本格的に稼働する予定です。

（写真：懇談の様子）

※診療情報の共有は、同意された患者さんの情報のみ行われます。