６月２８日（木）、環境保全功労者の皆さんと懇談しました。

　島根県では、環境保全について特に顕著な功績のあった方々に対し、その功績をたたえるため、毎年知事感謝状を贈呈しています。

　今年度は、県内各地でさまざまな環境保全活動に長年取り組んでおられる７人と１団体に対して贈呈し、終了後、功労者の皆さんと懇談しました。

（写真：感謝状贈呈の様子）

　懇談では、皆さんから日頃の活動の様子をお聞きしました。「平成７年からマイバッグ運動に取り組みました」「定年退職後すぐにゴミ拾いを始めました」という環境保全活動に取り組み始めたきっかけや、「公民館活動などを通じて環境問題について話しています」「市内を流れる川の生態系を学びながら環境について考えてもらうイベントを９月に予定しています」と、環境保全に関する啓発を行っておられる様子のほか、「環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種にしていされているイズモコバイモ（※）の群生地が地域内にあり、その保護活動をしています」と、貴重な植物を地域の皆さんで守っておられる様子を話してくださいました。

（写真：懇談の様子）

※ユリ科の希少植物で、釣り鐘状の白くかれんな花を咲かせるのが特徴。

　知事は、「環境保全活動の推進に、長年にわたって深い理解と熱意をもってご尽力いただき、ありがとうございます。島根県は自然を大事にしようという意識が高いと感じていますが、皆さんが各地で取り組みをされておられるから、その意識が保たれていると思います。これからもよろしくお願いします」と述べ、皆さんの活動に敬意を表しました。

（写真：皆さんと）