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6月19日、伝統的工芸品フォーラム展2012グランプリ受賞者と懇談

懇談の様子

 石州和紙で作られたベビー靴「『神の国から』紙のくつ」が、伝統的工芸品フォーラム展2012で最優秀のグランプリを獲得しました。

 この日、製作者で石州和紙製造工房「かわひら」の川平正男さん、勇雄さんと、靴のデザインを担当された松ヨウコさんが知事を訪問されました。

 「『神の国から』紙のくつ」は、石州和紙の新たな活用策を広めることを目的に、欧州のファーストステップシューズ(※)を参考に製作されたものです。靴の本体、ひもや縫製の糸もすべて石州和紙でできています。

 

(※)欧州の風習で、誕生日や出産祝いなどの記念日に贈られる靴。子どもの誕生を祝うと同時に、今後の成長を祈念する意味が込められています。

 

(写真:懇談の様子)

 

 

 

皆さんと

 懇談で、川平勇雄さんは、「皆さんに、和紙は手で楽にちぎれそうなイメージを持たれるのですが、なかなかちぎれません。「『神の国から』紙のくつ」は、関係する皆さんの力を結集することによってできました。4月から販売をしており、にほんばし島根館の特選ギフトとしても取り扱っていただいています。今回の受賞をきっかけに、石州和紙を日本や世界に知ってもらいたいです。そういうことから島根県についても広く知ってもらえたら、さらに良いと思います。」と話されました。

 知事は、作品を手に取り、「しっかりしていますね。」と感想を述べるとともに、「靴を贈る習慣の由来を紹介するなど工夫をすれば、ファーストステップシューズは多くの人の関心を引くことができると思います。島根県もできる限りの支援をしていきますので、引き続き頑張ってください。」と、今後の活躍に期待を寄せました。

 

(写真:左から)

松ヨウコさん

知事

川平正男さん

川平勇雄さん

 


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広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
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