５月１５日（火）、書籍「島根の逆襲」執筆者のお二人と懇談しました。

　書籍「島根の逆襲」は、出雲・石見・隠岐の３地域を柱として、島根県の歴史や神話、銀に代表される金属資源や、高齢化社会について書かれています。

　この日、執筆者である出川卓さん・通さん（出雲市出身）が知事を訪問されました。

（写真：懇談の様子）

　出川さんは「各地域については詳しい人も多いですが、島根全体に触れた本はなかなかなかったため、自分たちで書いてみようと思いました。互いに興味のあるところを書きながらチェックして、作業を進めました。」と、執筆のきっかけや経緯を話されました。

　また、「取材過程で県内を回っていて、農作業に励むなど元気なお年寄りが多いと感じました。」との印象をお聞きしました。

　知事は「産業・歴史・現代との関わりと、これほど総合的に島根の案内書として書かれた本はそう多くありません。」とお二人の著書を称賛するとともに、「島根のお年寄りは、自然と向き合い長年暮らすことでいい影響を受けているのだと思います。農業をやりたいという若い人も多く、田舎への関心を持つ人が増えていますね。」と、島根県の活性化の可能性について述べました。

（写真：左から）

出川　通さん

知事

出川　卓さん