5月14日、出雲大社周辺で町の魅力づくりなどに取り組まれる皆さんと懇談
出雲大社周辺では、7月21日から11月11日まで「神話博しまね」が開催され、多くの観光客を迎えます。地元では地域を挙げて「神話博しまね」を盛り上げるとともに、大社を訪れていただいた方への「おもてなし」に力をいれています。
この日、地元の「神迎の道の会」、「神門通り甦りの会」、「宮内地区商店会」、「神門通りPR館」の皆さんに、日頃から行っておられる出雲大社周辺の魅力づくりや商店街の活性化の取り組みなどについてお話しをしていただきました。
皆さんからは、「大社を訪れる方を気持ちよくお迎えしよう、ということから会を立ち上げました。神迎の道の会が活動している地域を中心に、一輪挿しなどの花を飾っています。」「おもてなしの気持ちを美しく表現し、統一感のあるまち並みを演出するために『日よけのれん』を掲げよう、と呼びかけたところ、賛同者が多く集まり、出雲大社周辺で78枚ののれんを掲げることになりました。」「商店会として、出雲大社外苑の清掃活動を毎月1回は実施しています。」など、「おもてなし」の気持ちを様々な形で実践しておられる様子をお聞きしました。
(写真:懇談の様子)
また、「勢溜付近に新しい店舗を建設しています。出雲地方の製造業者の皆さんにお願いして、オンリーワンの商品を開発してもらい、その商品を販売しようと考えています。併せて、そばづくりや勾玉づくりなどが体験できる『道場』も設置します。」「婚活イベントを企画したりしましたが、『まち歩き婚活』といったイベントができないか、検討しています。」などの取り組みの報告や、「この懇談会で『神迎の道の会』『神門通り甦りの会』『宮内地区商店会』が初めて一同に会しました。今後、連絡会を設置して意見交換をしていきたいです。」という積極的な意見もありました。
知事は、「地域全体で連携することは大切であり、地域全体で楽しめる観光地を作り上げて欲しいと思います。」と述べるとともに、「大社が、『縁結び』の地であることから、『縁結びの日』を設けたり、『縁結びイベント』を行ったりするなど『縁結び』でたくさんの人に来ていただくような仕掛けをしてもよいのではないでしょうか。『縁結びのメッカ』を目指してもいいですね。」と、皆さんの今後の活躍に期待を寄せました。
(写真:みなさんと)
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