４月１９日（木）、企業誘致専門員の皆さんと懇談しました。

　島根県は、企業誘致を図るため、民間営業経験や人脈を持つ方を企業誘致専門員として首都圏などに配置し、企業誘致活動を進めています。

　企業誘致専門員は、現在、１０名が首都圏・中京圏・近畿圏・山陽地区の４圏域に配属され、その経験と交渉力を生かして数多くの企業を継続的に訪問して、情報収集や島根県への立地提案などを行っています。この活動が契機となり、企業誘致に成功する事例も増えてきました。

　この日は、企業誘致専門員の皆さんが知事を訪問し、活動の状況などについて懇談しました。

 

（写真：懇談の様子）

 

 

　懇談では、「企業の方に、会ってよかったという印象を持ってもらうように心がけています。」「首都圏や中京圏の企業の中には、『島根は遠い』というイメージを持たれている方もいますが、島根はいいところであることをＰＲし、実際に島根まで足を運んでもらい、島根は決して遠いところではなく、すばらしいところであると実感してもらうようにしています。」など、誘致活動の勘所について話をしてもらいました。また、「ソフトウエア関連企業などでは、『Ruby』と『島根』が結びつくようになり、活動がしやすくなりました。さらに、リスク分散の考えが浸透するにつれ、島根に目を向ける企業も増えてきています。」など、誘致を行う環境の変化についての指摘もありました。

　知事は、「皆さんの尽力もあり、島根の良さが徐々に浸透して成果も上がりつつあります。」と、企業誘致専門員の活躍に感謝するとともに、「企業誘致は、産業振興の大きな柱の一つであり、今後も推進していきたいと考えています。皆さんの地道な活動により、企業誘致がさらに進展していくことを願っています。」と、これからの活躍に期待を寄せました。

 

（写真：皆さんと）