３月１３日（火）、環境保全功労者の皆さんと懇談しました。

　 

　島根県では、環境保全について特に顕著な功績のあった方々に対し、その功績をたたえるため、毎年知事感謝状を贈呈しています。

　今年度は、出雲市の福代明正さん、益田市の盆子原利男さん、大田市立北三瓶小学校、浜田地域環境サークルの２個人と２団体の皆さんに対し、知事が感謝状を贈呈しました。

　贈呈式終了後、功労者の皆さんと懇談しました。

 

（写真：表彰の様子）

 

 

 

　懇談では、しまねレッドデータブックで絶滅危惧種に選定されている「オキナグサ」の保全活動、環境講演会や小・中学校での環境教育などの環境啓発活動、不法投棄防止パトロールや撤去活動、ゴミの分別・減量化と再資源化のための活動など、皆さんがそれぞれ日頃から取り組んでいらっしゃる内容についてお話いただきました。

　また、最近では、産業廃棄物より一般廃棄物の不法投棄の方が多いことや、一旦不法投棄がなされるとその場所に不法投棄が集中することなどの問題点が指摘されました。一方、高津川の水質維持は、流域の皆さんの「川に汚いものを流さない」という心構えと実践によるところが大きいことなど、地域全体での取り組みの重要性についてもお話しいただきました。

 

（写真：懇談の様子）

 

 

　 

　知事は、「皆さんが行っておられる『貴重なものを守る』『汚さない』等の活動を通じて、ものを大切にするという心構えが養われるのだと思います。とても良い活動を行っておられますので、引き続き頑張っていただきたいと思います。」と今後の活躍に期待を寄せました。

 

（写真：皆さんと）