島根県青少年芸術文化表彰は、芸術文化の分野における全国大会で優秀な成績を収め、今後の一層の活躍が期待される青少年を表彰するものです。

このたび、第６４回全日本合唱コンクール全国大会（外部サイト）「中学校部門混声合唱の部」で金賞を受賞された出雲市立斐川西中学校と島根大学教育学部附属中学校、第５９回全日本吹奏楽コンクール（外部サイト）「高等学校の部」で金賞を受賞された出雲北陵高等学校が、表彰を受けられました。

　この日、受賞された学校の生徒代表に、知事が直接表彰状を手渡しました。

（写真：表彰の様子）

　続いて行われた懇談では、「東日本大震災の被災地の方々に向けた祈りを込めた曲を歌いました。言葉に重みがあり、自分たちは曲に込められた思いを多くの人に届けたいと考え、一生懸命に取り組み、歌いました。」「全国的にも知られた強豪校が自分たちの前後を演奏することになり、自分たちの力が発揮できるか不安でしたが、３年分の思いをぶつけました。」と、大会に臨んだ思いをお話いただきました。

　また、「男子生徒のほとんどは、バレーボール部や野球部など他の部との兼部で、全員で本格的に練習できるのは夏休みからです。早朝、昼休み、放課後と、人一倍練習しました。」などの苦労や、「コンクール以外にも、老人ホームや保育園、地域のイベントにも出かけて歌っています。」と、地域での活動も話してくださいました。

　知事は、「島根県各地で音楽活動が盛んに行われていると感じています。レベルの高い音楽活動は島根の宝であり、その伝統を皆さんが担われていると思います。音楽は、人をひきつけ、聞く人をいい気分にさせます。皆さまも自分自身が楽しむとともに、聴衆の方を楽しませてください。」と、皆さんの引き続きの活躍に期待を寄せました。

（写真：表彰を受けられた皆さんと）