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11月4日、「過疎地域自立活性化優良事例表彰」受賞者の皆さんと懇談

懇談の様子

 過疎化が進む地域の活性化に創意工夫をもって取り組む全国の団体に贈られる「過疎地域自立活性化優良事例表彰」を受賞された皆さんが、受賞報告のため知事を訪問されました。

 訪問されたのは、総務大臣賞を受賞された「谷自治振興会」(飯南町)の澤田定成さんと、全国過疎地域自立促進連盟会長賞を受賞された「株式会社萩の会」(益田市)の斎藤ソノさんです。

 谷自治振興会は、廃校になった地区内の旧谷小学校を改修して、拠点とし、石見神楽など各種交流活動を行っておられるほか、会が主体となって住民を病院や買物に送迎する活動、自分では雪かきが困難な高齢者宅の庭先や進入路の除雪を行う「スノーレンジャー」の組織といった特徴的な取り組みにより、さらなる地域の活性化、安心して暮らせる地域づくりを行っている点が評価されました。

 また、株式会社萩の会は、益田市匹見町萩原集落の住民全員で平成13年に結成されたグループを平成17年に法人化されたものです。炭焼き体験や角の販売などを行う「製炭部会」や古代食の栽培や古代体験ツアーを実施している「水稲部会」、そして、ブルーベリーの栽培・摘み取り体験・ジャムなどの加工品の販売を行う「ベリー部会」など、様々な部会の活動を通じて、コミュニティビジネスの成功事例を重ね、地域リーダーの育成や高齢者、農村女性の社会促進など多くの実績をあげている点が評価されました。

 

(写真:懇談の様子)

 

懇談の様子

 懇談では、「全戸が自治振興会に加入し、みんなで地域づくりに取り組んでいます。笑いあふれる楽しい交流の拠点という思いから谷笑学校(たにしょうがっこう)と名付けました。交流活動の拠点となっています。」「ブルーベリーの収穫時には、足腰の悪い人が木の下に座って低い部分の実をもぎ、若い人が高い部分の実をもぐというように、互いに協力し合っています。」と、活動の様子をお聞きしました。

 

(写真:懇談の様子)

 

みなさんと

 知事は、「地域の宝ものを掘り出して活性化につなげていらっしゃいますね。共同でやることで皆さんが元気になり、それが全国の模範になると思います。山間部での生活を好む若い人が増えています。県としては、農業をする人を増やすよう取り組んでいますし、UIターンもさらに進めてまいります。これからも頑張ってください」と激励しました。

 

(写真:皆さんと)

 

 


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