１０月３１日（月）、「島根第九をうたう会」の皆さんと懇談しました。

　「島根第九をうたう会」の吉田正英会長をはじめ９名のみなさんが、１２月に行う公演のＰＲのため、知事を訪問されました。

　「島根第九をうたう会」は、平成４年の島根県民会館改装記念行事として、県民の力で「第九」（ベートーベン作曲の交響曲第９番）の演奏会をしようと始まりました。大成功を収め、以後、毎年１２月に県民の手作りでコンサートを行っておられます。

（写真：懇談の様子）

　懇談で、吉田会長は、「今年は第２０回の記念大会です。コーラスには約１８０名が参加予定ですが、下は６歳から上は８５歳まで幅広い年代の方が練習に励んでいます。千葉県から参加する方もあります。」と、多くの人が関わって作り上げているコンサートであることを説明されました。また、「初めて参加する人は特に、オーケストラに合わせて歌うのが嬉しくてたまらない感じです。」「オーケストラは音が多いので伴奏するのも大変ですが、充実しています。」と、皆さんの充実している様子をお聞きしました。

（写真：懇談の様子）

　知事は、「すばらしいコーラスを聴くと元気が出ます。島根は中学や高校の合唱や吹奏楽のレベルが高いですし、皆さんの活動に関わる人が増えるということは、地域の音楽に対する関心が高まる指標の１つです。文化活動の高まりは地域の良さの現れです。これからも頑張ってください」と激励しました。

　この「第九コンサート」は、１２月１１日（日）に島根県民会館（松江市）で開催されます。 

（写真：皆さんと）