9月30日、松平家第15代当主松平直壽さんから家伝の年譜等が寄贈
雲州松平家は、1638年、信州・松本藩から転封になった初代直政公から幕末に至るまでの230年間、藩主として松江藩を統治していました。
このたび、雲州松平家の第15代当主である松平直壽(まつだいらなおとし)さんから、松平家に代々伝わる系図や歴代の松江藩主の記録である年譜、家譜など合計43点の資料が県に寄贈されることになりました。
県は、大正から昭和初期にかけて、第13代当主の松平直亮(まつだいらなおあき)さんから、歴代藩主が収集した歴史書など約2,500点の資料の寄贈を受けています。今回の寄贈は、松平直壽さんが今日まで保管してこられた資料を、先に寄贈した資料とともに「雲州松平家文書」として一括して保存活用して欲しいと希望されたことによるものです。
(写真:目録贈呈の様子)
この日、寄贈される資料の目録を手渡されるために、松平さんご夫妻が知事を訪問されました。
目録を受け取った知事は、「雲州松平家の家宝にあたるものを、県に寄贈していただくのは誠に光栄です。適切に保存・保管を行うとともに、デジタル化するなどの工夫を行い、広く見てもらえるようにして、貴重な資料を後世に伝えていきたいと思います。」と感謝の言葉を述べました。
なお、寄贈された家譜、年譜等は今年度中にデジタル保存し、一部については、今後県立図書館で閲覧できるようにすることとしています。
(写真:懇談の様子)
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