７月１日（金）、男女共同参画社会づくりに功績のあった方と懇談しました

　多年にわたり男女共同参画社会づくりに極めて顕著な功績のあった方に贈られる男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰が、6月27日に総理大臣官邸で行われ、島根県の福代俊子さん（ＪＡしまね女性組織協議会顧問）が表彰されました。島根県内でこの功労者表彰を受けられたのは、福代さんで６人目です。

　その受賞報告に県庁を訪問されました。

　福代さんはこれまで、出雲市農協女性部役員やＪＡしまね女性組織協議会会長として、農村に暮らす女性の社会参加や食と農の重要性への理解を深めるための活動を率先して進めてこられました。また、ＪＡ全国女性組織協議会の会長として、女性の理事等役員、総代、正組合員の数値目標を全国・島根の両ＪＡ大会議案に盛り込むなど、組織内における女性の参加に尽力されました。このほか、「島根県男女共同参画推進条例」の制定にあたっては、島根県男女共同参画行政推進会議議長として中心的な役割を担っていただくなど、男女共同参画社会の推進に大きく貢献されました。

（写真：懇談の様子）

　懇談で、福代さんは、「男女共同参画と言うと固く考えがちですが、お互いに協力しあう事が大事ですね。男女で分担する気持ちも必要ですが、それ以上に思いやる気持ちも大事です。私が全国組織の会長をしている時は家を留守にすることも多かったのですが、家族の支えがあったからこそ務めることができたと思っています。」と、周りの方への感謝を気持ちを話されました。

　知事は「このたびの大臣表彰は、長年にわたる取り組みの積み重ねが評価されたものだと思います。男女共同参画社会の実現に向け、県も、各種審議会の委員への女性の就任や女性の管理職への登用など、できることから取り組んでいます。引き続き推進していきますので、今後ともお力添えをよろしくお願いします。」と述べ、敬意を表しました。

（写真：受賞者の福代さんと）