6月20日、「島根県災害ボランティア隊」参加者の皆さんと懇談
6月20日(月)、東日本大震災「島根県災害ボランティア隊」に参加された皆さんと懇談しました。
被災地では、ゴールデンウイーク後のボランティア数が減少することが予想されていました。このため、島根県社会福祉協議会(島根県ボランティア活動支援センター)では、連休明けからのボランティア参加を県民に呼びかけて「島根県災害ボランティア隊」を編成し、5月9日から計6回・144名のボランティアを派遣されました。参加者は、宮城県石巻市内で被災家屋の片付けや側溝の清掃などを行いました。
(写真:懇談の様子)
活動に参加された皆さんからは、「家の敷地内に船が打ち上げられていました。鉄パイプを船底の下に入れ、参加者全員で船を曳いて移動させました。」「アパートの1階部分が津波の被害を受け、泥や家具だけではなく近くの水産加工場にあった魚も積み重なっており、においが立ちこめていました。これらの除去に多くの時間を費やしました。」など、活動の状況をお聞きしました。
また、「被災地の方から大変感謝され、『島根を訪れる折には、皆さんを訪問したい』と言われました。」などの感謝の意を示されたことや、「ふつうに日常生活を送れることが、どんなにありがたいことかを実感しました。被災地で暮らす方々が、今何を必要としているかを伝えていくことが、現地へ行った自分の役目」と活動を通じて感じたことなどを話してくださいました。
知事は、「『みんなで助け合う』という支援の輪が、多くの人に拡がっていくことはとても大切です。また、若い人にとっては、今後への良い経験になると思います。県としても、災害ボランティアへの支援など応援していきたいと考えています。」と述べました。
(写真:皆さんと)
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