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5月19日(木)、隠岐島前病院の職員の皆さんと懇談しました。

懇談の様子

 5月19日(木)、西ノ島町にある隠岐島前病院を訪れ、職員の皆さんと懇談しました。

 隠岐島前病院は、島前地域の医療の中核を担う拠点病院で、在宅医療等に力を注ぎ、地域との密着度が非常に濃いのが特徴の1つです。また、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市で行われている「気仙沼在宅支援プロジェクト」など被災地支援に多くの職員を派遣しておられます。

 懇談では、白石院長から「離島では、ひととおり何でも診る総合医の重要性が高いと考えられます。住民との対話の中で、本当に必要な医療は何なのかを見極め、必要な医療サービスをきちんと提供していくことが大事です。」というお話がありました。

 

(写真:懇談の様子)

 

 

みなさんと

 

 隠岐島前病院では、看護師ブログ(外部サイト)での情報発信が注目を集めています。マスコミにも取り上げられ、病院の知名度が高まりつつあり、ブログ等を通じて全国各地から若手看護師が集まってきています。そのブログを見て隠岐島前病院に興味を持ち、数度の実習を経て、県外の病院から転職された看護師さんは「前の病院より収入は少なくなりましたが、生活に豊かさを感じるし、患者さんのために働いているという実感がやりがいになっています。」と目を輝かせていました。

 知事は、「若い人は、自分が勤務する地域で、果たして安心できる生活が送れるかどうかに関心があります。それをどのような手段で伝えるかが重要ですね。離島での生活は、不便なこともあるでしょうが、都会よりも人間らしい生活ができると思います。島前地域の医療を守るためにこれからも頑張ってください。」と激励しました。

 

(写真:皆さんと)


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