５月１２日（木）、視覚障がい者団体の方と懇談しました

　5月12日（木）、（社）日本盲人会連合（外部サイト）と（社）島根県視覚障害者福祉協会の皆さんと懇談しました。

　皆さんは、視覚障がい者福祉の向上を目指して活動を展開しておられます。日本盲人会連合は、全国の視覚障がい者団体の連合体で、島根県視覚障害者福祉協会も加盟しています。

　この日、日本盲人会連合の笹川吉彦会長らが知事室を訪問され、平成23年6月3日（金）から5日（日）まで、松江市を会場として開催される「第64回全国盲人福祉大会島根大会」について、知事に説明されました。

(写真：懇談の様子）

　大会は、視覚障がい者の自立と地位向上を目的に開催されるもので、生活や就労など、視覚障がい者を取り巻く諸課題について意見交換などを行う一方、全国からの参加者による交流会も開かれます。

　笹川会長は、「全国盲人福祉大会は、私どもの団体にとってもっとも大きなイベントです。この機会に、若い人に障がいを理解して欲しいと思っています。日頃から交流を深めないと理解は進みません。気にはかけているけれども、どのように声をかけていいのかわからないために、行動を起こそうとしても二の足を踏んでしまう傾向があります。」と述べられました。

　知事は、「島根県では、障がいのある方の雇用確保や安心して暮らせる対策を実施しています。また、障がいのある方々への理解が広まり、配慮や手助けを行ってもらえるよう、『あいサポート運動(※)』を鳥取県とともに取り組んでいます。みなさまには安心して島根県を訪れていただき、豊かな自然や伝統のある文化などを堪能していただきたいと思います。」と述べました。

　※あいサポート運動様々な障がいの特性、障がいのある方が困っていること、必要な配慮を理解して、障がいのある方に対して手助けや配慮をすることにより、誰もが暮らしやすい地域社会（共生社会）を実現していこうとする運動

（写真：記念撮影）