４月２５日（月）、邑南町の学校図書館の司書の方々と懇談しました。

　４月２５日(月)、邑南町の石見中学校を訪問しました。

　邑南町では、学校図書館を活用した教育の推進に力を入れて取り組んでおられます。

　訪問した石見中学校では、図書の貸し出しについて１人当たり月２冊という目標を掲げておられます。入口付近に文学主体の読み物コーナーを設置したり、部活動に関連する書籍を集めた特集コーナーを作ったり、ゆっくり読書できるようソファーを置いたりして、生徒が本に親しみやすいよう工夫されています。その結果、昨年度は約３４００冊、１人当たり２６．４冊の貸し出しの実績がありました。この日も、昼休みは多くの子ども達が図書館に集まり、友達と一緒に楽しそうに本を読んでいました。

（写真：図書館の視察の様子）

　懇談では、邑南町内にある小学校から高校までの学校図書館の司書の方々と、成果や想いなどについてお聞きしました。「勉強や部活動で忙しい中、読書が習慣となったことで、時間の使い方が上手になってきており、子ども達が成長したのを実感します。」「学校図書館を活用した教育が全県に広がり、また、継続されていけばよいと思っています。」と話してくださいました。

（写真：懇談の様子）

　知事は、「皆さんの取り組みが、長くじっくり広がっていくといいと思います。読書にとどまらず、それに関する内容をレポートにまとめると頭の整理にもなると思います。良い本を人にどう薦めるかなどの観点からまとめた文章を生徒自身で評価し合うこともいいかもしれません。皆さんからもアイディアを出していただき、子ども達の図書への関心をさらに高めていきましょう。」と激励しました。

（写真：みなさんと）