１２月１７日、防犯ボランティアの皆さんと懇談しました。

　１２月１７日、松江警察署で防犯ボランティアの皆さんと懇談しました。

　当日ご参加くださったのは、松江地区で地域安全推進員、地域安全ボランティア、交通ボランティア、防犯ボランティアなどの活動を通して、安全・安心な地域づくりに貢献なさっている１０名の皆さんです。

 

　懇談では、日頃の活動の様子をお話いただきました。

　このうち、幼稚園から大学まで多くの学校を抱える川津地区では、公民館を中心に「セーフティかわつ」を立ち上げ、幼稚園から中学校までの登下校コースで緑のベストを着用して子ども達を見守る活動をなさっている状況をご紹介くださいました。

　また、大学生の皆さんが防犯ボランティアを結成し、女性による女性のための防犯ハンドブックを作成したり、一人暮らしの学生の為に護身術を指導していることなどについてもお話いただきました。

 

 

　また東出雲町では、高齢者の方々の交通事故が多いのは、遠くの車があっという間に近づいてくる感覚や自身の歩行速度が考えている以上に遅いことを高齢者に自覚してもらう機会が少ないことに原因があるという考えから、もっと高齢者に戸外へ出てもらうことを狙いとした、シルバー子ども見守り隊を結成して、子ども達を見守りながら足腰も鍛えておられる様子をご紹介いただきました。

　更に、津田地区や乃木地区の自動車を利用した防犯パトロール（青パト）、城北地区の見守り隊、市内中心部の繁華街の夜間パトロールの事例などについてもお話いただきました。このうち乃木地区では警察ＯＢの方々で青パト隊を編成し、地域の交番と連携しながら防犯活動をなさっています。

 

 

 

　また、警察ＯＢの方々が地区の警察官とペアで、高齢者の方に対して交通安全の講話をなっさている様子などについても伺いました。

 

 

　知事は「島根県では公民館や自治会など地域の活動が盛んなことが治安の安定につながっていると思います。皆さんの活動が更に盛んになれば世の中全体を明るくできるのではないでしょうか。」と話し、今後の皆さんの活躍に期待を寄せました。

 

（写真：懇談の様子）