１２月１５日（水）、島根県商工会青年部連合会の皆さんと懇談しました。

　12月15日（水）、島根県商工会青年部連合会の皆さんと懇談しました。

 

　懇談には県内の土木工事業、旅館業、厨房機器設置工事業の経営者として活躍なさっている、30歳代から40歳代の皆さんにご参加いただきました。

　皆さんからは、これまで地域の青年団が担ってきた役割を商工会青年部が肩代わりするなど、積極的に地域活動に参加しておられる様子についてお話いただきました。

　また、地域の商店が閉店した跡に、商工会が中心となって産直市を中心としたスーパーを開くなど、町づくりにも努力されている状況についてもご紹介いただきました。

 

 

 

 

　更に、「商店が閉店する原因は後継者がいないことです。商工会青年部も部員が減少していますが、後継者問題への対処が必要です。」と地域の商工業が現在抱える課題についても意見が及びました。

　

　また、「地域を元気にするのが我々の仕事だと思って頑張っています。何か個別の商品を売るのではなく、地域を売っていけば魅力を感じてもらえるのではないでしょうか。地域をトータルで売っていくことを考えています。」など、地域の活性化に対する考えをお話いただきました。

 

（写真：懇談の様子）

 

 

 

 

 

　知事は、「都市の人々の関心が豊かな自然や、ゆったりした生活に向いています。大都市のメリットが下がり、相対的に地方の良さが向上してきていますね。農業への関心も増えており、地方のビジネスにもチャンスが増えるのではないでしょうか。地方を良くしたら日本全体が豊になります。」と述べ、皆さんの地域おこしの活躍に期待を寄せました。

 

 

（写真：左から稲葉直行さん、岩成裕治さん、知事、林朋宏さん、紅花昌秀さん）