１２月８日（水）、島根県商工会女性部連合会の皆さんと懇談しました。

　島根県商工会女性部連合会は県内２１の商工会の女性部の部員で組織されており、総部員数は約１９００名にのぼります。

　今年は１９６０年に商工会法が施行されてから５０周年の節目にあたります。商工会女性部では、５０周年記念事業の一環として７月から９月までの３ヶ月間、社会貢献事業として募金活動を実施されました。この活動で集まったお金を「島根の子ども達が健やかに育ってくれること」の為に使って欲しいと、しまね社会貢献基金に寄贈されることになり、懇談に先立ち、目録が知事に手渡されました。

（写真：寄附金目録を受け取る知事）

　知事は「大きな額を寄附いただきありがとうございます。このお金はアイデアを募って良い事業に活用できるようにしたいと思います。」と感謝の言葉を述べました。

　その後、行われた懇談では、皆さんからそれぞれの地域の様子をお聴きするとともに、地域の活性化のための方策などについて意見交換しました。

　知事は「それぞれの地域がいろいろな事に取り組んでおられますね。商工会で皆さんが知恵を出し合えば良い刺激になるのではないでしょうか。先進事例を見て研究するのも良いと思います。」と述べました。

（写真：懇談の様子）

　また、出席者の皆さんの会社の様子などについてもお聴きしました。

　この内、奥出雲町の三澤さんは、自社の工場で大手スポーツメーカーのスポーツウェアの縫製を行っており、田舎から世界へ向けた製品を作っているという自負を持って働いているとお話しくださいました。

　知事は「皆さんのように、島根県内には頑張っている企業が沢山あります。県も支援しますので、これからも頑張ってください。」と述べ、今後の皆さんの活躍に期待を寄せました。

（写真：左から石原富江さん、知事、大谷恵美子さん、三澤知恵子さん）