１１月１１日(木)、全国高等学校生徒商業研究発表大会に出場する出雲商業高校（外部サイト）の生徒の壮行会がありました。

　全国高等学校生徒商業研究発表大会は、商業を学ぶ生徒が商業に関する課題を設定し、その解決を図る研究活動の中で生徒の問題解決能力や創造的学習態度を育てるとともに、その成果を発表することにより生徒の表現力やコミュニケーション能力を育成することを目的に開催されています。

　全国大会は、この商業研究のその頂点となる研究を決める大会で、全国10地区の地区大会を勝ち抜いた21校が出場して、11月17日から19日にかけて、横浜市において開催されます。

（写真：壮行会で発表する６人の生徒さん）

　出雲商業高等学校は、全国に「ぜんざい発祥の地は出雲」であることを発信し、出雲の知名度を向上させることを目的とした商業研究に平成20年度から取り組んでおり、３年目の今年、全国大会への切符を初めて手にしました。

　なお、島根県勢の出場は、平成１５年の情報科学高校以来７年ぶりです。

　この日、全国大会での発表のデモンストレーションと、出場する生徒の壮行会・激励会としてプレゼンテーションを行ってもらいました。

（写真：激励の様子）

　生徒達は、「縁と愛を出雲からPart2-オリジナルZEN(縁)ZAI(愛)の開発を通して-」というテーマで、出雲の文化からオリジナルぜんざいの開発の成果や苦労までわかりやすく発表していました。その後、生徒を代表して経済調査部長の加本智華さんが「先生方、先輩方、パートナー企業の皆さん達など、多くの方とのご縁に感謝しながら頑張って発表するとともに、他校の発表を聞いて勉強してきます。」と決意を述べました。

　知事は、「説明に無駄が無くポイントを上手に押さえているので、自信を持って発表すれば自ずと結果はついてきます。みなさんが積み重ねてこられた実践的な勉強の成果を全国の生徒が集まる場で発表されることは、島根・出雲のＰＲにつながるので、頑張ってください。」と激励し、全国大会での活躍に期待を示しました。

（写真：参加者のみなさんと）