9月18日、津和野町商人集落を訪れ地域の皆さんと懇談
9月18日(土)、津和野町日原の商人(あきんど)集落を訪れ地域の皆さんと懇談しました。
商人集落は1989年から榊の栽培事業に取り組み、順調に販売を伸ばしていらっしゃいます。
懇談に先立ち、知事は渡辺幸雄さんの榊園を訪れ、榊の調製、洗浄、箱詰めなどの作業を見学しました。箱詰めされた榊は広島や九州へ出荷されるとのことです。
(写真:榊の調製を見学する知事)
その後、商人生活改善センターに場所を移し、集落の方々と懇談しました。
皆さんからは、林業の低迷や農産物の価格下落などで集落がダメになるとの思いから、皆で検討し榊栽培を始めたこと。榊は通年出荷できるため集落の収入の柱になっていること。高齢化が進む中で生産の拡充に向けてUIターンの受け入れが必要だと思うなど、榊栽培の経緯と現状についてお話しいただきました。
また、安心して子育てをするために、産科・小児科の医院が近くにあって欲しい、有害鳥獣の問題をなんとかしなければならないなど、集落が直面する問題についてもご意見をお伺いしました。
(写真:懇談の様子)
知事は、「県では定住促進に力を入れUIターンを増やす取り組みを進めています。吉賀町は役場の対応が良く、今後も多くの人が来てくれることが期待できます。また、医師の確保は県の重要な仕事です。引き続き県、市町村、大学病院で協力して取り組んでいきます。有害鳥獣の問題はかつてより深刻になっており、県でも対応策を検討していこうと思っています。」と述べました。
(写真:参加者の皆さんと)
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