9月3日（金）、島根定住アドバイザーの皆さんと懇談しました。

　皆さんは長年にわたり民間企業や公共職業安定所で活躍された経歴を活かし、現在は島根定住アドバイザーとして、県外から島根県へＵＩターンを希望される方々の相談対応などを行っておられます。

　当日は、東京・大阪・広島・松江でそれぞれ業務を担当されている皆さんに、日頃の業務の状況などについてお話しいただきました。

（写真：懇談の様子）

　皆さんから、「地域との繋がりや家族との触れあいのない生活を都会で続けていていいのかと言う思いから田舎へ帰ろうとする人達がいます。」「都会から島根に来てやっと人間的な生活ができるようになったと言う方もいます。」など、ストレスの多い都会を離れ島根でゆとりある生活を送りたいと考える人が増えている状況をお聴きしました。

　また、「島根へのIターンを決めた理由に、最初に対応した市町村の窓口の方が親切だったことを挙げる方がおられます。」など、UIターン者を受け入れる側の体制の重要性についてもお話しいただきました。

　知事は「若い世代の人が都会の不便さに気づきはじめていますね。地方回帰が大きな流れになるように感じます。今後更に島根に来てくださる人が増えるように努力しますので、皆さんも市町村と連携して頑張ってください。」と述べ、皆さんの今後の活躍に期待を寄せました。

（写真：皆さんと）