8月29日(日)、牧畑の関係者の皆さんと懇談しました。
8月29日(日)、西ノ島町鬼舞地区を訪問し、牧畑の関係者の皆さんと懇談しました。
牧畑とは、土地を4つに区分し、放牧や異なる作物を栽培する4年1サイクルの耕作輪転農法です。西ノ島町鬼舞地区を訪れた知事は、「牧畑を後世に伝える会」の方から、牧畑について説明を受けました。
この牧畑は今では隠岐にしか残っていないそうです。そして、「牧畑は800年の歴史があり、馬や牛の糞が肥料になるため、少ない農薬で作物ができる永続的な農法です。しかし、島民でも牧畑のことを知らない人もいますので、広く情報発信していきたいと思っています。」と話してくださいました。
(写真:視察の様子)
馬や牛がのんびり草を食べている風景に加え、ここは周囲を見渡すことができる非常に眺望の良い場所で、三瓶山と大山を同時に見ることができました。この景色に、知事は「ここの眺めはすばらしいですね。ハイキングなどでゆっくり歩きたくなります。地域の人は地元の良さを十分に認識していないことがありますが、都会の人はこういう景色の中を歩くと感動します。情報発信するには、まず西ノ島町の人達に楽しんでほしいですね。島前に数泊滞在し、ゆっくりと散策できるコースとして紹介したら、観光客も増えるのではないでしょうか。」と述べ、今後の発展に期待を寄せました。
(写真:皆さんと)
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