8月18日(水)、ブラジル関係者の皆さんと懇談しました。
8月18日(水)、島根県とブラジルの交流に関わる皆さんと懇談しました。
ご出席くださったのは、県費留学生としてサンパウロから来日し、島根大学医学部で研究を行っている飯浜カミラさん、県の海外技術員研修制度により、同じくサンパウロから来日し、デザイン会社で研修中のカリオ・アレックスさん、この他、ブラジルから来日し県内でブラジル料理店やポルトガル語の通訳をなさっている方、島根県からブラジルへ移住された方の島根に残る家族・親戚等で構成される海外移住家族会の皆さんなどです。
(写真:懇談の様子)
当日は、出雲市内でブラジル料理店を経営なさっている原リヂアさん手作りのブラジル料理を食べながらの懇談になりました。
飯浜カミラさんはサンパウロで歯科クリニックを経営していらっしゃり、インプラント(歯の抜けた顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療)が専門ですが、日本とブラジルを比較すると医療機器については日本の方が進んでいることなどをご説明くださいました。また、お父さんのご出身地の雲南市とサンパウロの風景の違いなどもお話くださいました。
カリオ・アレックスさんはコンピューターを使ったデザインの研修中で、インターネット上でのデザインやテレビ関係のデザインをやってみたいとの抱負をお聞かせくださいました。
また、斐川町役場で通訳のお仕事をなさっている原ロベルトさんや家族会の皆さん方からもブラジルの様子、在ブラジル島根県人会の状況、更には島根県内で生活していらっしゃるブラジル出身者の事などをお話いただきました。
知事は、飯浜カミラさんの留学とカリオ・アレックスさんの研修が実り多いものとなるよう期待を示しました。また、島根県からの最初の移住者がブラジルへ渡って100年の節目を迎えることを聞き、島根県としても在ブラジル島根県人会や家族会と連携をとりながら、今後もブラジルと島根県との交流を続けていきたいと述べました。
(写真:参加者のみなさんと)
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