6月25日(金)、環境大臣表彰受賞者の方と懇談しました。
環境保全、地域環境保全及び地域環境美化に関し特に顕著な功績があった方に対しては、その功績をたたえるため、毎年度、環境大臣が表彰を行っています。島根県内では、これまで、13の個人・団体が表彰されています。
今年度も、島根県から、「地域環境保全功労者表彰(個人)」に吉川通彦さん(島根県環境審議会会長)が、「地域環境美化功績者表彰(団体)」に広瀬町ふるさとの川浄化実行委員会(委員長:塩谷勝一さん)が、それぞれ受賞されました。
その報告のため受賞者の皆さんが6月25日(金)に県庁にお越しになりました。
吉川さんは、環境問題や島根県の法定審議事項を審議する環境審議会の会長を5期10年にわたって務められ、島根県環境基本計画、しまね循環型社会推進計画、宍道湖及び中海に係る湖沼水質保全計画の策定に多くの功績を残していらっしゃいます。また、環境保全の重要課題である地球温暖化対策について、島根県地球温暖化対策推進計画の策定、推進に尽力されました。
(写真:懇談の様子)
また、広瀬町ふるさとの川浄化実行委員会の皆さんは、平成3年以降、安来市内で定期的な河川清掃活動を行っておられます。平成11年からは植林活動も実施され、これまで行った植樹本数は延べ2,000 本を超え、植樹面積は1.2ha に至ります。このほか、CO2 の吸収に役立つとされるケナフの苗の栽培・配布、子どもたちを対象とした「川辺のイベント」の開催など、自然環境及び生活環境の向上や住民の環境意識啓発に努め、地域の環境美化に大きく寄与しておられます。
懇談では、これまでの活動の様子や、環境保全に対する県民意識が近年大きく高まってきたことなどをお聞きしました。森林の保全管理にも寄与する県産材の利用促進について県への要望もありました。
知事は、「清掃活動などを長年続けておられることは大変すばらしいです。環境意識の高まりだけでなく、郷里を愛する気持ちも加わって皆さんが活動に参加してくださるのでしょうね。これからも豊かな自然環境が子ども達の世代にも残るよう、頑張ってください。」と激励し、活動の更なる広がりに期待を寄せました。
(写真:懇談の様子)
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