6月25日(金)、出雲市湖陵町で漁業関係者の皆さんと懇談しました。
6月25日(金)、出雲市湖陵町で5月に完成した差海川堰(塩分調整堰)を視察し、地元の関係団体(神西湖漁業協同組合、神西湖流域整備促進期成同盟会)の方々と意見交換をしました。
差海川堰は、近年塩分濃度が上昇し続けていた神西湖をかつてのような良好な汽水環境に戻すことで、豊かな自然を取り返そうと、十間川河川改修工事の一環として建設が行われたものです。
当日は雨の中、地元の関係者の方々にもご参加いただき現地を視察しました。
(写真:視察の様子)
現地視察に続いて、場所を神西湖漁業協同組合に移し懇談を行いました。
懇談では田中神西湖漁協組合長が、「神西湖の守り神が出来たような思いです。神西湖は、昨年来、徐々に昔の状態に戻りつつあります。」と堰の建設時から変化していった神西湖の様子をお話しくださいました。
(写真:懇談の様子)
知事は「現地を訪れ、堰の効果が出ていることをお聞きし大変うれしく思います。平成20年2月にこちらに来て、外来種の繁殖など大変なことが起こっていると感じ、その対策を県も一体となって取り組まねばと思いました。土木事業はどうしても年数が掛かりますが、この施設は2年で完成しました。効果のある対策ができてよかったと思います。」と述べ、今後の水産振興と神西湖周辺の景観保全や環境改善に期待を寄せました。
(写真:懇談参加者のみなさんと)
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