４月２８日（水）、矢上高校を訪問しました。

 

　４月２８日(水）、県立矢上高校を訪問しました。

 

　当日は、産業技術科の実習の様子を見学した後、サツマイモプロジェクトについての発表を聞きました。サツマイモプロジェクトとは、産学官連携による課題研究事業として平成21年度から行っている「サツマイモによる邑南町の活性化」についての研究と実践です。

　　「地域と共に！」を合い言葉に、「安全安心な邑南ブランドの確立」と「交流人口の増加」を目標として様々な研究をしています。その一環で開発された「ペットボトル式育苗装置」や「焼き芋焼き機」などの説明を受けました。

 

（写真：サツマイモプロジェクトに取り組むみなさんと）

 

 

　その後、生徒と邑南町役場の若手職員さんとで懇談を行いました。

　生徒の皆さんに、学校生活の様子や卒業後の進路の希望などを聞いたところ、「将来は地元に戻って就職したい」という心強い発言もありました。

　また、役場の方からは、「高齢化が進行し、これからの農業の担い手として若者が必要とされます。矢上高校の生徒には特に期待しています」「地元にUターンしたいという声はあります。そのために必要な雇用の場の確保が課題です」という意見がありました。

 

（写真：懇談の様子）

 

 

　知事は「これまでは人の流れが大都市に向かっていましたが、今は田舎に向かう流れもあります。情報通信環境が整備され、工夫をすれば地方でもビジネスができるようになりました。県としても定住促進に、より一層力を入れて取り組んでいくこととしています。」と述べ、皆さんの今後の活躍に期待を寄せました。

 

（写真：みなさんと）