4月14日、道の駅本庄(松江市)の運営に携わる皆さんと懇談
4月14日(水)に道の駅本庄(松江市)を訪問しました。
道の駅本庄は、平成18年5月に、島根県で20番目の道の駅としてオープンしました。地元産の野菜やそれらを使った加工品を販売する直売所、近くのわき水を使ったうどんやコーヒーなどをいただくことができる軽食・喫茶コーナーなどがあります。また、中海に面し、大根島や大山も見渡すことができます。
この道の駅は、地域住民同士の、また、ここを利用されるお客様と地域住民の交流拠点としての役割も果たしています。
知事は初めに施設を見学しました。直売所には、本庄地区で栽培された野菜や果樹などの農産物、中海で獲れた海産物などが所狭しと並べられていました。
その後の懇談では、道の駅の駅長や店長、農産物等を出荷される方から、直売所に野菜等を出荷する生産者の方々の様子、地域と道の駅本庄の関わりなどをお聞きしました。生産者自ら価格を付けたり、お客さんから寄せられた意見を生産者の方にそのまま伝えたりすることにより、生産者の方にも販売者としての意識を持ってもらうように工夫されています。また、生産者の方々が出荷のため一定の時間帯にほぼ毎日来られることで、道の駅が集いの場になっているそうです。今後の展開については、「弁慶が生まれ育ったと言われている地域であることをもっと積極的にPRしていきたい」「商品が良くてもそれだけではなかなか売れないので、商品名や包装などについて島大生など若い人の意見を取り入れていきたい」と話されました。
知事は、「地域でできるものをうまく取り入れて商品を作っておられますね。お客様の意見を聞くことが商品の魅力アップにつながると思います。大量仕入れ・大量販売ではなく、会話をしながら買い物をすることを求める人々が増えてきつつありますね。」と述べ、今後の展開に期待を寄せました。
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