４月７日、益田「中世の食」再現プロジェクトの皆さんと懇談

　益田「中世の食」再現プロジェクトの皆さんは、中世文化を活かしたまちづくりに関心のある有志の方々です。中世石見地方の豪族益田氏に伝来した、総数１０，０００点余りに上る大規模な「益田家文書」を分析して、当時の「食」を再現しようと取り組んでこられました。

　このたび、そのメニューなどをまとめた本「食が輝き、人が輝き、地域が輝く益田家文書から再現した中世の食」を発行されました。当日は、その報告を兼ねて懇談されました。

　同プロジェクトの皆さんは、これまでに実施した益田公の菩提寺である妙義寺での料理の再現披露や室町文化フェスティバルでの食の披露などのイベントが好評だったことや、「食文化を通じて益田の良さを発信したい」「まち歩きの仕組みを作りたい」「大学卒業後ふるさとに帰ってくる人材を育成したい」といった今後の展望について話されました。

　知事は、興味深くその本を見ながら、「大変すばらしいことをされましたね。若い人が集まる場を作ると活動の輪が広がっていくと思います。ぜひ頑張ってください。県としてもまちおこしの活動が活発になるようお手伝いしたいと思います。」と述べ、今後の活動に向けてエールを送りました。