2月9日、(財)しまね産業振興財団の若手職員のみなさんと懇談
この日の懇談には(財)しまね産業振興財団の20歳代、30歳代を中心に9人の若手職員のみなさんがご参加下さいました。
みなさんは事業計画や設備投資計画の策定のアドバイスなどの経営支援、県外の取引先の斡旋や展示会の出展をとおした販路拡大の支援、製品開発のための技術支援などの業務を担当していらっしゃいます。
懇談ではそれぞれの担当業務の内容についてお話いただいた後、みなさんが業務を通じて把握している県内企業の状況等に話題が及び、企業規模が小さくても積極的に技術開発に取り組んでいる会社があることや、最近はマネジメント能力育成など社員の教育・研修に関する企業のニーズが高まっていることなどについて、具体的な事例を示しながら説明していただきました。
また、総務省が創設した「ユビキタス特区」の採択を受け実施している「島根ユビキタス特区」の事業として、今年1月に松江市内のスーパーマーケットで実証実験を行ったデジタルサイネージ(電子看板)について、その表示端末を懇談会場に設置し、機能を説明しながら今後のビジネス展開の可能性についても話していただきました。
みなさんから知事に対しては、県内企業が販路拡大のために出展している展示会や、製造業の生産現場をぜひ見て欲しいとの要望もありました。
知事は「これまでにも県内各地の企業に足を運んできましたが、今後も機会を作って訪問したいと思います。」と答えるとともに、「またいろいろな場面でみなさんの意見を聴きたいと思います。県の関係部門とも連携しながら、産業振興につながるいろいろな企画を考えてください。」と述べ、みなさんのこれからの活躍に期待を寄せました。
(写真:懇談の様子)
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