１２月１４日（月）、「島根あいてぃ達者」の表彰式が県庁で行われ、表彰式終了後、受賞者の皆さんと懇談しました。

　「島根あいてぃ達者」を受賞されたのは、ＩＴの活用に積極的に取り組む６名の高齢者の皆さん。

　日常生活で積極的にＩＴに接していらっしゃるだけでなく、ＩＴを通じて地域活動に貢献されています。また、熱心にＩＴに向かわれる姿勢は、ITにチャレンジする元気と勇気を高齢者をはじめとする県民に広くもたらしており、このことにより受賞されたものです。

　皆さんは、メールやインターネットの利用はもちろんのこと、パソコンを駆使して作成した情報誌により地域の情報を発信したり、地域のパソコンサークルで指導を行うなど、ITの便利さ、楽しさを周囲に伝えるとともに、地域のIT推進役としてリーダーシップを発揮され、パソコン人口の拡大に貢献していらっしゃいます。

　懇談では、皆さんから、「パソコンを始めて人との輪が広がりました」、「情報収集など受け身で使用するだけではなく、情報発信できることが素晴らしい」など、ＩＴの魅力に引き込まれ、熱心に取り組んでいらっしゃる様子を伺いました。また、自作のビデオ動画やブログなど、素晴らしい出来映えの作品を見せていただきました。

　さらに、「地域の皆さんには、とにかくパソコンの楽しさを知っていただきたいという思いで指導しています。そして、パソコンを身近に感じてもらい、日常的に気軽に使用してもらえるよう工夫しています」と、地域で熱心にＩＴの指導をされている様子についてもお話いただきました。

　知事は、「ホームページやブログなどにより情報発信し、また相互にやりとりすることは、外からの刺激を受けられていいですね。楽しみながら続けていただき、ぜひ他の方にもその楽しさを教えてあげてください」と述べ、皆さんの引き続きの活躍に期待を寄せました。

【今年度の受賞者は次の方々です】

○肥後作三(ひご(さくぞう)氏〔浜田市〕
○畑勉(はたつとむ)氏〔出雲市〕
○三代侑(みしろすすむ)氏〔大田市〕
○高原正輝(たかはらまさてる)氏〔江津市〕
○三島陽子(みしまようこ)氏・三島猛登(みしまたけと)氏〔飯南町〕

※皆さんのプロフィールはこちらをご覧ください

（写真前列左から：肥後作三氏、溝口知事、畑勉氏

後列左から：三代侑氏、高原正輝氏、三島陽子氏、三島猛登氏）