７月７日（火）　松江市パトロールママの会のみなさんと懇談しました。

　松江市パトロールママの会は、子ども達の登下校時の安全を守ろうと昭和４０年（１９６５年）に松江市内の婦人会有志によって結成されました。

　以来、４４年にわたって青少年の豊かな心を育む地域の環境づくりのために活動をつづけていらっしゃいます。

　現在は２１地区、約５００名の会員の皆さんが、登下校時の街頭での子どもの安全見守り活動や、地域の安全パトロール、公園の清掃作業等に取り組んでいらっしゃいます。

 

 

　この日の懇談は、パトロールママの会の大勢の会員の皆さんにお聴きいただく中で開催しました。

　各地区を代表してご参加いただいた5名の皆さんには、毎朝、小学校の校門前に立ち子ども達に声をかけると、子ども達もそれに応えて挨拶を返してくれる様子や、地域の他の団体や交番と連携して子ども達のために安全パトロールをしている活動の状況など、それぞれの地域の実情にあわせて行われている各地区の取り組みについてお話いただきました。

　また、連日夜遅くまで集まって騒いでいた少年少女達に粘り強く対応した結果、今ではみな素直な青年に成長した事例などについてもご紹介いただきました。

 

（写真：懇談の様子） 

 

 

　知事は、「私も朝、公舎を出るときに高校生に声をかけていらっしゃるパトロールママの方をお見かけし、人の為になる活動をなさっていると思っていました。家庭と職場だけの生活ではなく、皆さんのようにそれ以外の第三の場を持つことが大切です。いろいろな地域や分野でこのようなことが盛んになれば島根が元気になります。県としても活動団体に対する助成や、優良事例の表彰等により、社会貢献活動を支援しています。それぞれの地区の活動を通して、ぜひ皆さんの力で地域を活性化して欲しいと思います」と述べ、皆さんの活動に期待を寄せました。

 

（写真：松江市パトロールママの会のみなさんと）