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7月2日(木)、環境を守る農業宣言をされた皆さんと懇談しました。

受理書交付の様子

 

 「生活協同組合ひろしま」と「島根おおち農業協同組合」は、昭和60年代から20年以上にわたり、安全な農産物の取引等について、生産者と消費者が相互理解を深める活動を続けておられます。

 このたび、県境を越えたこの活動をさらに一歩進め、共同でお互いを将来にわたって支えあう仕組みづくりとするため、"コラボレーション宣言書"が提出され、この日知事から受理書が交付されました。

 この宣言は、生産者側が環境にやさしい農産物を生産し、消費者側がその農産物を買い支えるなど、連携して『環境農業』の取り組みを深めるという「環境を守る農業宣言」の活動趣旨を具現化したものです。

 さらに、主要な取引品目である石見高原ハーブ米の生産者である「島根おおちハーブ米研究会」から、生産者団体としては県内最多となる153件の個人宣言も提出されました。

 

 

懇談の様子

 

 懇談では、生協ひろしま、JA島根おおち、島根おおちハーブ米研究会の皆さんと、環境に配慮された農産物の生産・販売等についての現状や課題について意見交換しました。

 皆さんから、消費者と生産者の交流に力を入れていることや、今回の宣言を契機としてさらに環境に配慮した農業生産を進め積極的に取引を行いたいなど、日頃の取り組みや今後の抱負についてお話いただきました。

 また、高齢化による後継者不足、サルやイノシシによる獣害が深刻であることなど、生産活動を行ううえでの課題も述べられました。

 知事は、「今回の団体同士の宣言は、新しい動きで、とても大きな前進です。さらにこうした環境にやさしい農業の取り組みが進むといいと思います。」と述べ、皆さんの引き続きの連携した取り組みに期待を寄せました。

 

 

集合写真

 

 

(写真:生協ひろしま、JA島根おおち、島根おおちハーブ米研究会の関係者の皆さんと)

 


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