５月６日（水・祝）　県民の森（飯南町）で森林セラピー体験をしました。

 

 

　「森林セラピー」とは、森林浴の持つ癒し効果を医学的に解明して、健康増進メニューによりこころやからだの元気を取り戻させようとする取り組みです。

　県民の森は、平成１９年に山陰地方では初めての森林セラピー基地に認定されました。

　知事は、森林セラピーガイドの皆さんの案内で、飯南高校生と一緒に県民の森を散策しました。

　はじめに、森林セラピーガイドの玉野さんから、森林散策によるリラックス効果などについて説明いただき、準備体操をして歩き始めました。

 森の中に入っていくと、まぶしい新緑の木々が目に飛び込み、木立の葉が風に揺れる音や小鳥のさえずり、水の流れる音が耳に心地よく響いてきました。そして樹木や草花に触れ、手に取ってその香りを楽しみました。

　途中のリラックスタイムでは、木々の緑のなかで体の力を抜き、澄んだ空気を全身で吸い込み、こころもからだもリフレッシュしました。 

 

 

　玉野さんが「森の命は五感で感じることができます」と言われたとおり、あらゆる感覚で森の力を感じながら散策しました。

　また、小さな草花を観察し、名前を確認したりしました。

 

　高校生の中には自然科学部の生徒もいて、日頃研究している植物などついて知事に説明するなど親しく会話しながら散策しました。

　森林セラピーを初めて体験した生徒たちも、爽やかな新緑の中での散策に、あらためて飯南町の自然の豊かさを感じたようでした。