5月2日(土)、石州半紙技術者会の皆さんと懇談しました。
浜田市三隅町の石州和紙会館を訪問し、石州半紙技術者会の皆さんと懇談しました。
石州半紙は国の重要無形文化財で、ユネスコ無形文化遺産の日本からの第1回提案候補の一つに選ばれた島根県を代表する伝統技術です。会場となった石州和紙会館は平成20年10月1日オープンしたもので、石州半紙製造工程の全行程を体験できるコーナーや石州半紙の販売コーナーもある石州半紙の拠点施設です。
(写真:施設を視察する知事)
懇談では、石州半紙の伝統を守りながら、次世代の後継者育成や、海外への技術の普及に取り組んでいらっしゃる皆さんの活動の様子についてお話をお伺いしました。また、文化財の修復用として国内はもちろん、欧米の美術館、博物館からの注文もあるなど、石州半紙が海外でも高い評価を得ている様子もお聞きしました。
(写真:懇談の様子)
知事は「昔は都市と地方の格差が大きかったが、現在は都市の人が地方の伝統的なもの、手作りのものの持つ良さを好むようになっています。石州半紙はまさにそう言った良さを持ったものです。県の大事な伝統技術であり、重要な産品である石州半紙をこれからもいろいろな形で支援していきたいと思います。」と述べ皆さんの今後の活躍に期待を寄せました。
(写真:左から 西田裕さん、川平正男さん、知事、久保田彰さん、西田誠吉さん)
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