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4月29日(水)浜田市金城町で地域の皆さんと懇談しました。

きんた農園ベリーネを訪問

視察の様子 

 

4月29日(水)浜田市金城町のきんた農園ベリーネを訪問しました。

 

 ベリーネは公共事業に代わる新たな事業展開を目指す建設業者と、障害者の皆さんの雇用や訓練の場を拡大したい社会福祉施設の関係者の思いが一致して実現した観光農園です。

 新鮮なイチゴとブドウ(ピオーネ)の摘み取りができる農園として親しまれ、県内外から年間約6000人の観光客が訪れています。

 現在はイチゴのシーズンで「紅ほっぺ」、「さちのか」の2種類、合わせて15,000本の苗から実ったイチゴを農園内で食べることができるほか、収穫したイチゴの出荷やイチゴを使った加工食品の開発・販売も行っています。

(写真:倉本給都社長の説明を聞く知事)

 

 

関係者の皆さんと

 

 

 知事は「自然豊かな良いところですね。この農園を訪れる都会の人々が感動するのは、やはり自然の中で食べると味が違うからでしょうね。このような大規模な農園が島根にもあることを知りました。」と述べました。

 

(写真:関係者のみなさんと)

 

 

 

 

 

 

 

若生まなびや館の運営に携わる皆さんとの懇談

懇談の様子

 

 次に、同じく浜田市金城町の若生(わかお)まなびや館を訪れ、同館の運営に携わっていらっしゃる集落の皆さんと懇談しました。

 若生まなびや館は1919年(大正8年)に建てられた旧波佐小学校若生分校を、当時の外観そのままに再築し、2003年(平成15年)に研修・宿泊施設として甦らせたものです。現在は、自然環境に恵まれた地域の資源を利用して都市との地域間交流を図り、地域の活性化を目指す施設として活用されています。

 懇談では、集落の皆さんから、まなびや館を訪れる都市の人達との交流の状況、まなびや館が集落の中心となってくれている様子、都市部から離れた地域としては道路の整備を最も希望していること等についてお話がありました。

(写真:集落の皆さんが地元の食材で作った料理を食べながらの懇談の様子)

 

若生のみなさんと

 

 

 

 知事は「皆さんとても元気に活動していらっしゃいます。高齢者の方が元気に働いていらっしゃる姿も拝見しました。このまなびや館ができて、皆さんが自然と交流できるようになったことがプラスになっているようですね。皆さんのご要望に応えられるよう努力します。」と述べました。

(写真:若生集落のみなさんと)

縁(えにし)の里づくり委員会の皆さんとの懇談

懇談の様子

 

 

 続いて、浜田市金城町のほたる湯館で縁(えにし)の里づくり委員会の皆さんと懇談しました。

 縁(えにし)の里づくり委員会は、旧波佐村の波佐・小国両地区の活性化、集落を超えた枠組みで持続可能な地域運営の仕組みづくりを目的に、県の「中山間地域コミュニティ再生重点プロジェクト事業」を導入して平成20年9月に設立されました。これまでに地域づくりに関する住民アンケートやふるさと再活性化のための講演・研修会の実施、産地直売市場の先進地視察や農産物の栽培講習会等を実施して、新たな地域運営を目指していらっしゃいます。

(写真:懇談の様子)

 

 

みなさんと

 

 

 委員の皆さんからは、地域住民は安全・安心についての関心が高く、高齢化率42%の状況の中で一人暮らしの高齢者支援制度を事業化する計画や、農業振興や地域活性化をねらって産直市場を始めた事、地区内の遊休施設を活用した都市との交流の構想等についてお話がありました。

 知事は「中山間地域を元気にするために、このモデル事業を始めて研究しており、皆さんの成果を政策に反映していきたいと考えています。また、この事業は他県の参考にもなりますので皆さんの活動は大変意義深いものです。」と委員会の活動に期待を寄せました。

(写真:波佐・小国地域のみなさんと)


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