３月１０日（火）、「島根県ふるさと伝統工芸品」の指定書交付式及び技術後継者表彰式が県庁で行われ、式終了後、伝統工芸品製造者の皆さんと知事との懇談会を開催しました。

　「島根県ふるさと伝統工芸品」は、郷土の自然と県民の暮らしの中で育まれ受け継がれてきた工芸品で、県が指定するものです。このたび、奥出雲銘木製品とケヤキ挽物細工が指定されました。

　また、伝統工芸品の製造に従事し、その技術を継承する方を表彰する「技術後継者表彰」では、このたび２名の方が受賞されました。

　知事は製造者の皆さんと懇談し、皆さんからそれぞれ製造技術などについて説明いただくとともに、販路拡大に向けた今後の課題などについて意見交換しました。

　知事は、皆さんのご意見に熱心に耳を傾け、「世の中全体が、手づくりのもの、自然の素材のものを好むようになってきています。島根の工芸品もチャンスがありそうですね。」と述べ、皆さんの引き続きの活躍に期待を寄せました。

（写真左から）

村上勇さん（島根県ふるさと伝統工芸品振興委員会会長）

船崎真名美さん（技術後継者表彰：石見神楽衣裳）

森山登さん（新規指定：ケヤキ挽物細工（森山ロクロ工作所））

溝口知事

藤原昭彦さん（新規指定：奥出雲銘木製品（有限会社出雲工芸））

三浦孝文さん（技術後継者表彰：石見神楽面、長浜人形）

日下悟さん（石見神楽面、長浜人形）