２月１３日（金）「しまねナイスパートナー」選定状交付式がおこなわれ、県内各地で地域づくりに活躍しておられるご夫婦１１組が選定されました。選定状交付式終了後には、皆さんと知事との懇談会を開催しました。

　「しまねナイスパートナー」は、県内にお住まいで、お互いが積極的に地域活動に参加し、貢献しておられるご夫婦を選定するものです。取り組みの様子は、地域づくりの参考事例として紹介させていただき、今後とも地域づくりにアドバイスをいただくことを目指しています。平成１７年度の創設以来今回までで計３５組のご夫婦を選定しました。

　今回選定された皆さんの活動内容は「田舎ツーリヅム」「地域の特産品づくり」「福祉」「環境保護」「教育」など多岐にわたっています。

　津和野町左鎧（さぶみ）で牧場を経営されている京村ご夫妻からは、「左鎧の将来を考える会」を立ち上げられ、都会からの宿泊体験の受入れや地域の子どもたちの農村体験を行っている様子をお話いただきました。

　また、大田市静間町の「静間ふるさと交流倶楽部」で海の体験活動を行っておられる荊尾（かたらお）ご夫妻は、「地元の海産物を利用した伝統的な食文化が途絶えつつあります。安全で安心なものづくりを、未来のある子どもたちに伝えていきたい。」と、活動への意気込みを語られました。

　知事は、皆さんからの活動の様子をお聴きし、「皆さんがご夫婦で楽しく活動に取り組んでおられる様子がよく分かりました。若い人たちが将来を考えるとき、皆さんの活動が大変参考になると思います。県では、活躍しておられる方を顕彰し紹介することで、県民の皆さんに活動内容を知っていただく機会をつくるなど、社会貢献活動に対し支援を強化していきます。これからも積極的に活動され、周囲の人たちの刺激となることを期待しています。」と激励しました。

左写真：今回選定された皆さん（その１）

（右から）

京村まゆみ、京村真光ご夫妻

丸山真千江、丸山千尋ご夫妻

湯畑協子、湯畑重信ご夫妻

荊尾啓子、荊尾衛ご夫妻

竹下美智子、竹下禎彦ご夫妻

永濱順子、永濱哲夫ご夫妻

左写真：今回選定された皆さん（その２）

（右から）

森口玲子、森口光春ご夫妻

日高千恵子、日高幸二ご夫妻

渡部昭子、渡部國雄ご夫妻

三浦ミナコ、三浦敏功ご夫妻

池下邦枝、池下弘幸ご夫妻