１月７日（水）、県民いきいき活動奨励賞の受賞者の方々と懇談しました。

　１月７日（水）、「県民いきいき活動奨励賞」の表彰式が県庁で行われ、式終了後、受賞者の方々と知事との懇談会を開催しました。

 

  奨励賞を受賞されたのは、いずれも積極的に地域の課題に取り組み、貢献しておられる団体です。団体の代表の皆さんから、日頃の活動のご様子や思いなどについてお伺いしました。

　「簗瀬同好会（美郷町）」では、世代間、地域間交流をモットーにして様々な行事を行い、地域の活性化を図っておられます。会長の井川定雄さんは、「少子高齢化の中で、少しでも地域を活性化し、後に引き継いでいきたいという思いで活動しています。楽しさを子供に伝え、一人でも地元に残り、あるいは帰って来てくれることを期待しています。」と活動にかける思いを語られました。

 

　「島根いのちの電話」では、３６５日２４時間、いつでも電話で相談を受け付ける体制をとり、悩みを抱える人々の相談活動をしておられます。理事長の角南讓さんは、「今日の受賞は、ボランティアの人たちにも励みになり、とても嬉しく思っています。これを機に、県民の皆さんにも活動を知っていただき、参加する人が増えてくれたらと願っています。」と話されました。

　知事は、出席者のご意見に熱心に耳を傾け、「皆さんの取り組みは先駆けであり、いっそう活動を盛んにし、地域を元気にしていただきたいと思います。」と受賞者の方々の引き続きの活動に期待を寄せ、県としても支援することを約束しました。

 

※「県民活動いきいき活動奨励賞」

　　「島根県県民いきいき活動促進条例」に基づく、「県民いきいき活動(＊)」のうち、特に先駆的なもの、地域への貢献度が高い活動を表彰することによって、その活動への関心を高めるとともに、その活動に取り組む団体の社会的評価を高めることを目的として平成１７年度に創設しました。

＊営利を目的としない、不特定多数の方々のために役立つ自主的な活動

 

今年度の受賞は次の１０団体の方々です。

○出雲ほほえみの会（出雲市）

○おはなしスパイス（東出雲町）

○社会福祉法人島根いのちの電話（松江市）

○全国手話通訳問題研究会 島根県支部（松江市）

○特定非営利活動法人ほっと大東（雲南市）

○豊川地区福祉ボランティア連絡協議会（益田市）

○松江市民劇場（松江市）

○松江ほほえみの会（松江市）

○安来市文化協会（安来市）

○簗瀬同好会（美郷町）