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12月15日、島根県立大学出雲キャンパスで、学生の方と懇談

 島根県立大学出雲キャンパスは、看護学科および地域看護学・助産学の専攻科を持つ短期大学部です。ここでは、将来の医療現場を担う学生の皆さんが広々とした環境の中で勉学に励んでいます。

 知事はこの日、講演のために同キャンパスを訪問し、これに先立って各学科代表の学生の方6人と懇談を行いました。

 懇談はキャンパス内にある茶室「澄心庵」で行われ、最初に茶道部の皆さんから抹茶のお点前によるおもてなしがありました。

 

お点前の様子

(写真:キャンパス内の茶室で茶道部の方のお点前が披露されました。)

 

 知事は学生の皆さんに学校生活などについて感想を尋ね、1年生の方からは「演習の中にはコミュニケーションに関する科目があり、地域の方々の家に出かけて話を聞いたりしています。これまでに経験のないことなので、とても難しいです。」という感想がありました。これに対し知事は、「知らない人とコミュニケーションを取ることは大変難しいことです。自然に会話していただけるよう、相手に合わせ反応することが大切。看護師の仕事は、一日中人と接する大変な仕事ですね。」と述べました。

 専攻科の方は、さらに保健師や助産師としての専門分野を学び、それぞれの資格取得を目指しておられます。

 

 皆さんと

(写真:参加者の皆さんと)

 

 また、参加者の方の中には、自分で積極的に病院で経験を積んだり、患者さんの集いにボランティアとして参加するなどして、医療現場を知り、患者さんの気持ちを理解するための活動をしておられる方もあり、熱意のある姿勢に知事は関心していました。。

 産婦人科医師の不足をはじめ、中山間地の医師不足など、島根の医療が危ぶまれる現状については「医師不足は医療制度全体の問題であり、また、国全体の発展の方向や、医師の育て方も考えなければなりません。医師の少ない地域への招致に力を入れることも必要です。」と、県としても全力で取り組む考えを述べました。

 


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