知事は、ＩＴの活用に積極的に取り組む高齢者の方々６名を「島根あいてぃ達者」として表彰しました。

　皆さんは日常生活で積極的にＩＴに接しておられるだけでなく、ＩＴを通じて地域活動に貢献したり、熱心にＩＴに向かわれる姿勢が周囲に感銘を与えており、このことにより受賞されたものです。

　表彰式に続いて、表彰を受けられた皆さんと懇談を行いました。

　ＩＴを始めたきっかけは「講習会に参加した」「通信教育で独学で学んだ」などですが、講習会など終了してからも更なるステップアップをされ、地域のＩＴ推進役としてリーダーシップを発揮されたりするなど、その後も継続した取り組みをしておられます。

　「メールのやり取りやインターネットの検索をすることは、見ず知らずの人とも対話ができたり、世界中の情報を知ることができる楽しみがあります。」と、皆さん一同にＩＴとの関わりで感じられた喜びを述べられ、毎日のようにインターネットを楽しんでおられる方もおられます。

　地域で相談事業を行っておられる方、日々の思いをブログに綴り楽しんでおられる方、ＩＴに取り組みだしてからは『やればできる。』との思いを持ち熱心に取り組んでおられる方など、積極的な活動の様子を紹介されました。また、「自分のやっていることがみんなに喜ばれることが大切です。」という感想もあり、ＩＴを通して生きがいを感じておられる様子が伝わってきました。

（写真：受賞者の皆さんと）

　知事は、皆さんの年齢を感じさせない活動紹介に熱心に耳を傾けました。また、自作のホームページ、フラッシュアニメなどの披露もあり、知事はそれぞれの出来映えに感心していました。

　知事は、「ＩＴを多くの方に使っていただくことや、皆さんのような活動を紹介していくことを目的に表彰を行っています。高齢者の方も、世界とつながりを持ち、刺激を受けられるということは大変よいことです。これからも、県では積極的にこうした活動をＰＲしていきたいと考えています。」と述べました。

（写真：ホームページやフラッシュアニメの紹介がありました）