11月15日、大阪市内で島根にゆかりのある関西在住の皆さんと懇談
島根の認知度・魅力向上を図るため、関西在住で島根にゆかりのある方々との懇談会を11月15日(土)に大阪市内で開催しました。参加された6名の皆さんは、島根県出身の方、観光や地域資源の活用などの分野で島根に関わっておられる方、また、インターネットサイトを通じ島根県出身者の交流を図っておられる方などです。
この日、皆さんからは県外から見た島根県へのご意見やご提案をうかがいました。
皆さんからは、島根にある豊かな自然環境や地域資源の魅力と積極的な活用について様々な提案がありました。「健康食品に使用する昔ながらの良い素材があり、商品としても工夫されている。マーケティングを上手くやっていくとよい。」「西部にも良い温泉施設がいくつもあり、温泉巡りツアーを開催したところ好評だった。」「益田市は、年間の日照時間が日本一長いところで、年中フルーツがある。また、ソーラー発電の利用による企業誘致を進めては。」などのご意見がありました。
「ヘルス(健康)」をキーワードにすれば、清らかな水、いい食材を利用した健康志向のツアーが組めるのでは。」といったご提案もありました。
そのための課題として、「出雲空港から入り、萩・石見空港から抜けるルートができるとよい。」「石見銀山遺跡を訪れた観光客が回れる、観光スポットがもう一つあるといい。」「いい観光地や食事があっても、エージェントが知らなければ薦めない。お客様に対し説明しやすい資料が欲しい。」といった点を挙げられました。
(写真:懇談の様子)
また、団塊の世代の人への観光情報は、口コミによる評判も有効とのご意見や、宿泊先の充実を求めるご意見もありました。
これに対して知事は「現在『中海・宍道湖・大山観光圏』など、鳥取県と連携した取り組みを進めています。また、石見地域では『なつかしの国石見』としてキャンペーンするなど、それぞれの観光地に応じたエリアを設定してやっているところです。『健康』『温泉』『川』など、ひとつのテーマでつなげる観光も良い考えですね。これからも、温泉や食事など特色のある観光地づくりをしていきたいと考えています。」と述べました。
(写真:参加者の皆さんと
左から、大学生浦栃信吾さん、萩・石見空港利用拡大促進協議会寺戸玲二さん、(株)ニッセン伊藤純子さん、溝口知事、JTB大阪天満支店大矢明子さん、足立美術館大阪営業所足立孝司さん、森下仁丹(株)大野徹さん)
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