11月9日、「NPO法人あしぶえ」のスタッフの皆さんと懇談しました。
「NPO法人あしぶえ」は昭和41年、松江市で、園山土筆さんが中心となって、「演劇を人々の暮らしの中へ浸透させたい」と活動を始められた「劇団あしぶえ」が母体となり、平成17年、法人格を取得されました。
松江市八雲町の「しいの実シアター」を拠点にされ、「演劇作品づくり」、「シアターの管理・運営」、「国際演劇祭開催」のほか、県内外での「表現授業」や、「表現ワークショップ」など精力的に活動を行っておられ、「演劇による世界的なまちづくり」へと発展させるプランを進めておられます。
また、NPO法人あしぶえは今年度から始まった「島根県職員NPO法人短期派遣研修」に賛同され、島根県職員を受け入れておられます。
この日は、秋公演「おこんの初恋」の初日で、知事は舞台観劇の後、あしぶえのスタッフの皆さんと懇談しました。
(写真:懇談の様子)
スタッフの皆さんからは、「資金や人材面で自立した活動を目指している」、「国際演劇祭は企画の段階から手作りで、県内外から400名以上のボランティアが集まる」、「国際演劇祭をきっかけにボランティア活動が小学生まで広がってきている」、「子どもたちに観てもらいたいので、高校生までは安い入場料を設定している」、「ボランティアで支えておられるサポート会の存在が大きい」、「地域を挙げて応援してもらっている」、など「しいの実シアター」での様々な活動を通じての感想や意見がありました。
また、「島根県職員の派遣研修制度のような活動が広がって欲しい」との意見もありました。
これに対して知事は「舞台は予想以上にすばらしい。勉強になりました」、「熱心な方が集まればいろいろな活動が可能となることが分かりました」、「子どもたちが外国の文化に触れ、刺激を受けることは大変良いことです」と感想を述べ、「今後県としてどういうことができるか考えたい」と述べました。
(写真:あしぶえのスタッフの皆さんと)
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