9月9日(火) 「山陰職人の会」のみなさんとの懇談を行いました。
9月9日、知事は「山陰職人の会」広報誌を発行しておられる方々と、その広報誌に掲載された方々との懇談を行いました。
「山陰職人の会」は、街で活躍する職人の方々を多くの方に知っていただくというコンセプトの元に発行されている広報誌です。
発行者である小村和也さんは建築家ですが、建築家の目線で職人の方を紹介し、広く産学官連携のきっかけになればと始められました。
現在は、浜村一彦さん、佐々木真悟さんとともに、地域経済の発展や企業の活性化を願い活動をしておられます。
現在では、広報誌を学校などにも配布しており、子どもたちに広い職業観を持ってもらい、ひいては県内就職につなげたいと話されました。
(左写真:懇談の様子)
この取材を通して知り合った、佐藤大典さん(塗装業)、多久和富義さん(自転車販売業)、宅和一志さん(畳製造業)、安達公一さん(製材業)、村山創達さん(木工作家)からは、地域を活性化するために取り組んでおられることをご紹介いただきました。また、「日本の伝統文化が衰退していると感じている。住宅建築でも自然の部材を使うことが少なくなっており、自然のものの良さを情報発信することが大切だと思う。」「自転車を利用した観光ガイドを始めてはどうか。」など、それぞれの立場からのご意見もいただきました。
知事は、皆さんの熱い思いに耳を傾け、「これからは手作りのもの、自然の物が高級であるというという考えがだんだん広がっていると思います。県でも、伝統技術を残す努力をしています。また、子どもたちがいろいろな職業を知ることは、大変いい刺激になると思います。」と述べました。
(左写真:参加者の皆さんと)
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